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WEリーグ千葉は4位フィニッシュ 最終戦ドローで「3強」にあと一歩届かず

[ 2022年5月22日 19:58 ]

WEリーグ最終節   千葉1―1新潟 ( 2022年5月22日    フクアリ )

<千葉・新潟>後半、攻撃を仕掛ける千葉MF鴨川実歩(右)
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 千葉が最終戦に引き分け、シーズン9勝7分け4敗、勝ち点34の4位で新リーグ初年度を終えた。勝てば目標に掲げた3位に浮上する可能性があったが、開始8分で先制を許す展開に。後半に新人FW千葉玲海菜のゴールで追いつくも逆転にあと一歩届かず、勝ち点で並んだ日テレ東京Vに得失点差で及ばなかった。それでも、女子国内トップリーグで過去最高の4位という好成績を残した

 かつて男子チームを率いた故イビチャ・オシム監督の教えにも通じるスローガン「走る闘う」を掲げ、シーズンが進むとともに選手が成長。順位を少しずつ上げた。優勝したINAC神戸を含む「3強」には順位で及ばなかったものの、三菱重工浦和と日テレ東京Vにそれぞれ1勝1敗。皇后杯でも前年優勝の日テレ東京Vを破り準優勝と、充実のシーズンを走り抜いた。

 上位3チームとの距離感について、猿沢真治監督は「こちらをリスペクトして守りを固める相手からも点を取るという部分では、差はまだあるのかな」と分析。「でもまだ選手は若くて伸びしろがある。これから3チームより上に行けるようなチームにしていきたい」と、さらなる躍進を見据えていた。

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2022年5月22日のニュース