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神戸泥沼の最下位転落 イニエスタ激怒 FK弾が幻に ロティーナ監督「運を味方にできなかった」

[ 2022年5月22日 05:30 ]

明治安田生命J1第14節   神戸1-2湘南 ( 2022年5月21日    レモンS )

<湘南・神戸>終了間際のFKがゴールと認められず、審判団に猛抗議するイニエスタ(右端)
Photo By 共同

 各地で8試合が行われた。17位と18位による“裏天王山”で神戸は湘南に1―2で敗れ、最下位に転落した。後半アディショナルタイムに得たゴール前でのFK。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)の右足から放たれたボールはゴール右に吸い込まれ、劇的な同点弾かと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定で幻に…。運にも見放された。大阪ダービーはC大阪のMF奥埜博亮(32)が2得点。G大阪に逆転勝ちした。

 地獄からはい上がったと思った瞬間、再び地獄へ突き落とされた。1点を追う後半アディショナルタイム。目安の6分を大幅に過ぎ、神戸はゴール前でFKを得た。イニエスタのシュートはゴール右隅に吸い込まれ、劇的な同点弾と誰もが思った。だが、VARの関与で、武藤の腕に球が当たったとしてゴールは認められず。イニエスタに武藤、菊池、大崎が鬼の形相で抗議したが判定は覆らず、直後に試合終了の笛が鳴った。

 騒然の幕切れに、ロティーナ監督は「複数人のレフェリーが間に入り、無効と判断したのであれば、自分は何も言わない。判断に従いたい」と潔かった。ただ、この判定に異論はないことを強調した上で、「ルールに納得できないところもある」と続けた。

 指揮官が言及したのは、武藤のパスを受けた汰木がエリア内に侵入した前半23分のシーンだ。主審はすかさずハンドのファウルを取り、決定的な得点機を逸した。「オフサイドかどうかはっきりしない時は流して、プレーが切れてから判断するルールがあるが、それはハンドにも適用されるべき」。先制点を奪えるかどうかの分かれ目だっただけに「運を味方にできなかった」と嘆いた。

 湘南に敗れて再び最下位に転落。試合後、イニエスタも武藤も取材エリアを無言で通り過ぎた。後半14分、イニエスタのCKを頭で叩き込み、今季初得点を挙げた菊池は「僕はチームの可能性を信じている。自分ができることをやっていく」と気丈に話したが、勝ち点3だけが必要だった一戦を落としたダメージは大きい。

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