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神戸FW武藤が2カ月ぶり戦列復帰 自ら“祝砲”もチームは勝ち切れずドロー

[ 2022年5月1日 21:58 ]

ACL1次リーグJ組   神戸2-2傑志 ( 2022年5月1日    ブリーラム )

ゴールを決めた武藤(右)と、駆け寄るチームメート=ロイター

 神戸は傑志(香港)に2―2で引き分け、1位突破を決めた。後半途中には左膝を痛めていた元日本代表FW武藤嘉紀(29)が2カ月ぶりの戦列復帰。1―1の後半42分にはCKを頭で叩き込み、自ら“祝砲”を挙げた。

 中2日の傑志に対して、中5日。日程的な有利もあって試合開始からボール保持率を高め、ハーフタイム時点では71・2%と圧倒。だがシュート数は3本で、得点はFWリンコンのPK1点のみに終わった。逆に被シュート11本で前半終了間際には守備陣の連係ミスでPKを与えてしまうなど、流れは決して良くなかった。

 後半19分に武藤や日本代表FW大迫勇也、MF郷家友太が投入されると一変。サイドからチャンスを作るシーンが増え、武藤の一時勝ち越し弾につながった。しかし最後の最後にセットプレーから追い付かれて、ACL1次リーグ最終戦を白星で飾れず。試合終了の瞬間、笑顔はなかった。

 今季Jリーグで勝ち星がない神戸は、8日にJ1リーグ・G大阪戦が予定されている。

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2022年5月1日のニュース