Rマドリードが35回目の優勝　欧州5大リーグ制覇のアンチェロッティ監督は「誇りに思う」

選手に胴上げされるアンチェロッティ監督（AP）
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　サッカーのスペイン1部でレアル・マドリードが最多記録を更新する35回目の優勝を決めた。4月30日にホームでエスパニョールを4―0で下し、4試合を残して暫定2位セビリアとの勝ち点差を17、1日にマジョルカ戦を控える同3位バルセロナとの差を18に広げて2季ぶりに頂点に立った。

　7季ぶりに復帰したカルロ・アンチェロッティ監督は欧州5大リーグを制した初めての監督となった。04年ACミラン（イタリア）、10年チェルシー（イングランド）、13年パリ・サンジェルマン（フランス）、17年バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）に続いてスペインでも国内リーグを制覇。選手から胴上げされたイタリア人の名将は「とても誇りに思う。レアル・マドリードで優勝するのは特別。（ホームのサンティアゴ・）ベルナベウでタイトルを手にするのは初めてで雰囲気は最高だった」と喜びに浸った。

　前回レアルを率いた13～15年は14年スペイン国王杯、14年欧州CL、14年欧州スーパー杯、14年クラブW杯で優勝したものの、リーグ戦は2位が最高だっただけに感慨深げだった。