鈴鹿FWカズ、ドイツ、スペインと同組のW杯抽選に「選手は思い切ってやれるのでは」

＜JFL　武蔵野・鈴鹿＞観客席に向かって手を振る鈴鹿・三浦（撮影・西海健太郎）
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　JFL鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良（55）が3日、ドイツ、スペインと同じE組となったW杯カタール大会の組み合わせ抽選について言及。「どのグループに入ってもW杯ですから。今回はドイツとスペインというW杯で優勝経験のある国と戦えることは逆に楽しみも増えたし、選手も思い切ってやれるのでは。日本全体でも楽しみが増えたんじゃないかと思います」。カズらしく前向きに捉えていた。

　チームはこの日、アウェーで東京武蔵野ユナイテッドと対戦。カズは内転筋の張りなどの影響もあり、ベンチ入りするも出場機会はなかった。試合は後半26分、FW栗田マークアジェイが均衡を破る先制ゴールを決めると終盤は相手の猛攻を受けたが、守り切って1―0で勝利した。

　カズは「1―0で終盤を迎えると相手もパワープレーでピンチには見えますが、いい形で守れていた。試合の運び方も前半からよく、チャンスも多く作れていた。1―0で勝つことは大事。チームにとっても大きな収穫だったと思う。自分もいつでもいける準備はしていましたが、展開的にも難しかったかなと思います」と振り返っていた。