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横浜、悪天候で攻撃サッカー展開できず暫定首位浮上逃す 今季初無得点で2戦連続ドロー

[ 2022年3月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第5節   横浜0―0鳥栖 ( 2022年3月18日    ニッパツ )

<横浜・鳥栖>後半、競り合う横浜・アンデルソン・ロペス(中)と鳥栖・田代(下)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは1試合が行われ、横浜はホームで鳥栖と0―0で引き分けた。今季ここまで無敗の相手を最後まで崩せず2戦連続ドロー。ホームでの連勝も3でストップし、勝てば暫定首位に浮上するチャンスを逃した。

 最後までゴールは遠かった。強い雨が降り注ぐ悪条件のなか、パスが分断されるなど目標とする攻撃サッカーを展開できず、今季7試合目にして初の無得点。マスカット監督は「延期になってもおかしくない天候だった」と嘆いた。

 12日のアウェー札幌戦では、ラストワンプレーでDF実藤がオーバーヘッドで値千金の同点弾。勝ち点1を拾った。だが今週に4選手が新型コロナウイルス陽性判定。この日は主力を数人欠き、序盤から流れをつかめなかった。

 後半4分にはFWマルコス・ジュニオールが右太腿裏を痛めて退場するアクシデントも。指揮官はFWンダウをJ1デビューさせる積極采配を見せたが、それも実らなかった。J1屈指の戦力を有しながら、なかなか勢いに乗れない序盤戦。主将のMF喜田は「勝利に対する熱量は大きかった。必ず次につながる」と前を向いたが、19年以来の王座奪回を目指す道のりは、決して平たんではなさそうだ。

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2022年3月19日のニュース