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浦和の新10番モーベルグが鮮烈なデビュー弾 自身の誕生日前日に“祝砲”をあげる

[ 2022年3月19日 16:34 ]

明治安田生命J1第5節第2日   浦和―磐田 ( 2022年3月19日    埼玉 )

<浦和・磐田>後半3分、ゴールを決め明本と喜ぶ浦和・モーベルグ(右)(撮影・西海健太郎)
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 新10番が埼玉スタジアムで鮮烈な挨拶だ。スウェーデン人MFダヴィド・モーベルグ(27)は19日のホーム磐田戦で、3―1の後半開始からピッチへ。すると同3分に初出場初得点を記録。デビュー戦でのゴールは21年5月5日のFWキャスパー・ユンカー(28)以来となった。雨での肌寒さを吹き飛ばすような熱気を会場に運んだ。

 助っ人がついにベールを脱いだ。投入されると会場は拍手に包まれた。さらにファン・サポーターが沸き立つのは約2分40秒後だ。相手陣で競り合いからボールを持つと一気に加速。相手守備陣が3人いても関係ない。囲まれても落ち着きを崩さず、一度跨ぎフェイントを入れてから左足を振り抜いた。あす20日は自身の28歳の誕生日。その左足で自ら祝砲をあげた。

 モーベルグは4日に来日。隔離期間を経て、PCR検査で新型コロナウイルスの陰性確認後、9日にチームに合流した。同日の練習ではミニゲームではアシストするなど軽快な姿を披露。10日に行われた会見では「チームに貢献するのにそんなに長い時間は必要ないと思っている」と順調な調整ぶりを強調するとともに「自分の納得のいくプレーができれば自然と数字はついてくる」と強気な姿勢を示していた。

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2022年3月19日のニュース