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浦和の北欧3人衆がそろい踏み 新10番モーベルグは衝撃の163秒弾でデビュー戦を飾る

[ 2022年3月19日 18:37 ]

明治安田生命J1第5節第2日   浦和4―1磐田 ( 2022年3月19日    埼玉 )

<浦和・磐田>試合後、3人でポーズをとる浦和の(左から)ユンカー、モーベルグ、ショルツ(撮影・西海健太郎)
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 浦和はホームで磐田に4―1で勝利した。4ゴール以上は21年10月22日のホーム柏戦(○5―1)以来、約5カ月ぶり。今季最多得点を奪い、2試合ぶりに勝ち点3獲得でホーム2連勝を飾った。2勝1分け4敗の勝ち点7で6位に浮上した。

 新10番が挨拶代わりの一発だ。スウェーデン人MFダヴィド・モーベルグ(27)は3―1の後半開始から投入されると、同3分に初出場で初得点を記録。デビュー戦でのゴールは21年5月5日のFWキャスパー・ユンカー(28)以来となった。

 衝撃の163秒弾だった。モーベルグは相手陣で競り合いからボールを持つと一気に加速。相手守備陣が3人いても関係ない。囲まれても落ち着きを崩さず、一度跨ぎフェイントを入れてから左足を振り抜いた。「ストロングポイントを今日は表現できたと思う。自分にとって約4カ月ぶりの公式戦だったが、素晴らしいファンの前でプレーできて良かった。(サポーター席に)10番のユニホームだったり、スウェーデン国旗がたくさんあってエネルギーをもらった」。あす20日は自身の28歳の誕生日。4日に来日し、9日にチームに合流したばかりの助っ人がその左足で自ら“祝砲”をあげた。

 北欧3人衆がそろい踏みとなった。今季初先発だったデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)は1―0の前半11分に今季初得点。1点を返されて2―1となった同37分には、デンマーク人DFアレクサンダー・ショルツ(29)がPKを落ち着いて決め、J初ゴールを飾った。

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