リバプールが公式サイトで南野のインタビューを公開「アジアの選手のためにもチャンスを広げたい」

リバプールの南野拓実（AP）
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　サッカーのイングランド・プレミアリーグでリバプールに所属する日本代表FW南野拓実（27）が9日、クラブ公式サイトでインタビューに応じた。

　15年1月にセレッソ大阪からオーストリア1部ザルツブルクに加入した南野は「ヨーロッパでプレーすることは子供の頃からの夢だった。プロになったら、なるべく早く海外でプレーしたいという思いがあった。10代でヨーロッパに来る決断をした。それが自分にとって大きなターニングポイント」と海外移籍について日本語で説明。さらに「違う文化に慣れることは、僕にとって難しいことではあった。食事や時差、家族や友達にも会えないので、難しい部分はあった」と明かしながらも「それには慣れた」と振り返った。

　リバプール加入に関しては「小さい頃からの夢だった。アジア初の選手としてここにいられるのはうれしく感じる」と発言。「だからこそ、ここで何かをここで成し遂げたいと思う。現状と自分の結果には満足していないが、ここで僕が活躍することで、今後またアジア人の選手がプレーするかもしれない。そういう選手のためにチャンスを少しでも広げたい。サポーターにも、アジア人の選手がこのチームで活躍できるという良いイメージを持ってもらいたい。そのためにも、このチームでもっと貢献したい」と力を込めた。