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清水MF神谷優太 前線ならどこでもこなせる攻撃の中心

[ 2022年2月10日 05:30 ]

18日開幕 J1注目の新戦力

清水MF神谷優太
Photo By スポニチ

 “タイトル奪取”へのクラブの熱量にひかれ柏から清水に移籍した。MF神谷優太(24)はチームに変化を与える存在として期待され、攻撃のキーマンを託された。「前線ならどこでもこなす。攻撃の中心となって活性化させることにかかわっていく」と話した。

 昨季も終盤は残留争いに巻き込まれた。現指揮官の平岡監督が就任しなんとかJ1残留。今季は上位を目指し複数ポジションをこなせる即戦力を補強した。鹿島から攻撃センスがあり、ゲームメークもできるMF白崎を獲得。縦の推進力があり、サイド前後どちらもこなせるMF岸本が徳島から移籍した。とくに神谷は精度の高いキック力に加え、左右のサイドハーフからトップまでどこでもこなせ、攻撃が得意。チャンス量産が使命となる。

 大切にしているのが「サッカーIQ」。毎日空いた時間はサッカーの映像を、選手としてだけでなくファン目線でも視聴。選手の動きなどを研究している。考えて動くことで攻撃の色を増やしていく。

 ◇神谷 優太(かみや・ゆうた)1997年(平9)4月24日生まれ、東京都出身の24歳。青森山田高3年時に全国高校サッカー選手権で4強入り。同校卒業後の16年に湘南へ入団。同年ナビスコ杯の大宮戦でプロ初先発を果たした。18年にJ2愛媛へ期限付き移籍し、4月の讃岐戦でプロ初得点。20年に湘南から柏へ完全移籍した。1メートル74、67キロ。利き足は右。

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2022年2月10日のニュース