谷口彰悟　サウジ戦は攻撃面も意識「近いところまで来ている感覚ある」

DF谷口彰悟
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　日本代表DF谷口彰悟（30＝川崎F）が31日にオンラインで取材対応し、翌日に迫ったW杯アジア最終予選サウジアラビア戦に向けて意気込みを語った。

　主将の吉田、冨安の不動のセンターバックコンビを欠く今回の2連戦。谷口は27日の中国戦で板倉滉（25＝シャルケ）とのコンビで見事に代役を務めた。最終予選初出場だったとあって「自分でも“少し堅いな”と思いながらプレーしていた」というが、「ゲームには集中して入れた」と振り返り、さらなる強敵との対戦へ「1試合こなしたことで、次はほぐれていればいいですけど、またそれはあしたになってみないと分からない。やっぱり相手もグループ1位の強豪のサウジアラビアなんで、とにかく勝つことだけを考えて、集中できれば大丈夫かなと思います」と言葉に力を込めた。

　チームには今合宿から新設されたセットプレーコーチとして菅原大介氏（43）が帯同。中国戦でもトリックプレーを見せるなど早速、効果が表れた。空中戦に自信を持つ谷口も惜しい場面があっただけに、サウジアラビア戦へ向け攻撃面では「アイデアだったり、得点にはつながらなかったけど、（ゴールに）近いところまで来ている感覚はある」を手応えを示した上で、守備も含めたセットプレーについて「本当に大きなポイントとなる」と強調した。