女子アジア杯参加中のなでしこジャパンスタッフ1人が新型コロナ陽性、濃厚接触者はなし　30日タイ戦

なでしこジャパン・池田監督
Photo By スポニチ

　日本サッカー協会は29日、23年W杯予選兼女子アジア杯（インド）で定められている検査で、30日に準々決勝でFIFAランク38位のタイと対戦する同13位のなでしこジャパンのスタッフ1人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。当該者はこれまでの検査は全て陰性。現在も無症状で体調不良などの報告はない。

　また、他のチーム関係者で濃厚接触者に該当する人はなく、全員の陰性が確認され、体調不良の報告もない。「JFAでは当該者の回復に万全を期すとともに、チーム関係者等の安全と感染防止に細心の注意を払いながら活動してまいります」としている。

　なでしこジャパンではエースのFW岩渕真奈（28＝アーセナル）が18日に陽性判定を受けたが、24日朝に受けた検査で陰性となり、既に25日からチーム練習に合流している。