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なでしこ池田監督が日本人指揮官対決へ闘志 W杯出場懸け30日にアジア杯準々決勝VSタイ

[ 2022年1月29日 19:55 ]

なでしこジャパン・池田監督
Photo By スポニチ

 女子アジア杯3連覇を目指すFIFAランク13位の女子日本代表「なでしこジャパン」は30日、準々決勝で同38位のタイと対戦する。勝てば9大会連続のW杯出場が決まる重要な一戦。29日の前日会見に出席した池田太監督(51)は「2023年のW杯でも上位に食い込むべく準備しておりますので、しっかりと明日の試合で出場権を獲得したい」と意気込んだ。

 タイは15年W杯カナダ大会の初出場から2大会連続でW杯に出場中で、21年1月からは日本人の岡本三代監督(43)が率いる。池田監督は「よく知っている監督。選手たちに一人一人の役割をしっかり浸透させ、選手たちも応えている状況だと思うので、それに対して準備していきたい。タフなゲームになると思うが、(日本人指揮官同士の対戦は)モチベーションになっている」と待ち望んだ。

 会見に同席したDF清水梨紗(25=日テレ東京V)は「W杯を決めることは日本のサッカーにとってもすごく大事ですし、国内リーグの発展にもつながっていく。そういうのも自分たちが背負って頑張っていけたら」とタイ戦の勝利が日本の女子サッカー界にもたらす意味を強調。「予選と違ってPKや延長がある。次のことを考えると90分で終わらせた方がいい。慌てずにですけど、90分で仕留めるのはチームにとってすごく大事になってくる」と話した。

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2022年1月29日のニュース