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宗像市で12回目の「若松サッカー大会」現役Jリーガーら17人参加 “プロの卵”180人と交流

[ 2021年12月30日 20:40 ]

若松サッカー大会に参加した多くの現役Jリーガーら
Photo By スポニチ

 今年で12回目を迎える「若松サッカー大会」が宗像市で開催され、現役Jリーガーら17人が参加。180人の参加者とサッカーを通して交流した。

 同大会は北九州市若松区の二島で生まれ育った本山雅志と元Jリーガーの宮原裕司氏、山形辰徳氏の3人が発起人となり開催してきた。3人は近所に住む幼なじみで、二島小、二島中、東福岡高と同じ道でサッカーに邁進した同士でもある。

 主催者の一人で今年マレーシアのクランタン・ユナイテッドFCでプレーした本山は今回、コロナ禍のため帰国できずに不参加となった。43歳になる来季もマレーシアで現役続行予定という。

 参加した現役選手は鈴木惇(藤枝)、中山開帆(水戸)、刀根亮輔(大分)、川上竜(相模原)、森山公弥(福岡)、福田湧矢(G大阪)、佐藤凌我(東京V)、實藤友紀(横浜FM)、杉山直宏(熊本)、北島祐二(福岡)。昨季引退した池元友樹氏、久藤清一前群馬監督や山形恭平氏、中村北斗氏、神山竜一氏、柳楽智和氏も姿を見せた。

 主催者の宮原氏は「12年間開催していると、参加者からJ1鳥栖の本田風智選手みたいにプロになる子も出てきます。プロ選手と一緒にプレーする経験を通じて、福岡県内のサッカー少年達に何事に対しても必死に取り組む熱い気持ちを体感してもらい、将来の夢!希望!を強く心に抱いてもらいたく、このイベントを開催しました」と話した。

 佐藤は「自分が子供の頃にテレビで試合を見ていた東福岡のOBの先輩方が主催しているということで参加させて頂きました。今は東京Vでプレーしていますが、地元の子どもと一緒にサッカーができる機会を頂けて嬉しいです」と笑顔。福田は「自分が育った地元に少しでも恩返しがしたいと思い参加させて頂きました。こういう繋がりを大事にしたいです」と参加する意義を強調した。

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2021年12月30日のニュース