静岡学園5発快勝で初戦突破　J内定コンビ伊東＆古川が躍動

第100回全国高校サッカー選手権第2日・1回戦   静岡学園5―0徳島商 （ 2021年12月29日    フクアリ ）

＜静岡学園・徳島商＞後半7分、チーム2点目のゴールを決めた伊東を祝福する静岡学園イレブン（撮影・長久保　豊）
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　静岡学園はJ内定コンビの得点など、5―0で初戦を突破した。

　1―0の後半7分、来季J3北九州への入団が内定しているDF伊東が左CKを頭で合わせて追加点。3―0とリードを広げて迎えた同11分には、来季J1へ昇格する磐田に入団が内定しているMF古川が左足の華麗なフェイントでDFをかわし、右足でネットを揺らした。チーム4点目の背番号10は「冷静に相手を見て良いコースに蹴ることができた」と納得の表情。「（MF）玄が良いパスをくれた」と来季J2徳島に入団するボランチのお膳立てに感謝した。

　2年ぶりの日本一へ初戦突破。古川は試合後に19年度の全国制覇メンバーで会場を訪れていた鹿島MF松村から「もっと気楽にやって良い」と助言を受けたといい「もっとこだわれる部分はある」と次を見据えた。