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U―22日本代表MF郷家が“先輩”の意地をみせる 「引っ張っていく立場」

[ 2021年10月27日 16:05 ]

練習で果敢にボールを奪いにいくU―22日本代表MF郷家(中央)
Photo By スポニチ

 サッカーのU―22日本代表は27日、あす28日のアジア杯予選K組最終戦香港戦に向けて約1時間、福島・Jヴィレッジで練習を行った。引き分け以上で来年6月の本大会(ウズベキスタン)出場が決まる一戦を前に、オンラインで取材対応したMF郷家勇太(22=神戸)は「選手を引っ張っていく立場でもある。私生活の部分、サッカー面、試合の中で1番声を出したい」と、チームを先導する覚悟を語った。

 “先輩”の意地をみせる。4―0で勝利した前日26日のカンボジア代表戦は高校生3人が得点。青森山田高の4学年後輩で、先制ゴールを挙げた追加招集のMF松木玖生(18)の活躍については「あそこで普通にサッカーをしていて、守られて難しい中、セットプレーで1点が取れて緊張がほぐれた。追加招集とは思わせないプレーをしていた」と感嘆しつつ、刺激も十分にもらった。

 01年1月以降生まれのパリ五輪世代が中心のチームで、2学年上の郷家ら4人は“オーバーエージ”的な役割で招集された。今メンバーで唯一、19年のU―20W杯ポーランド大会を経験する郷家は「呼ばれた時はなぜ、このタイミングでこの年代に呼ばれたのかを考えさせられた。前回の候補合宿でメンバーを見て、W杯を経験しているのは自分だけ。それをみんなに還元しないといけないと」と力を込めた。

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2021年10月27日のニュース