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FC東京の中村帆高が半年ぶりに全体練習合流 4月に右膝半月板損傷 「もう怖さはない」

[ 2021年10月27日 17:58 ]

FC東京のDF中村帆高(提供:FC東京)
Photo By 提供写真

 FC東京のDF中村帆高(24)が27日、約6カ月ぶりに全体練習に合流した。4月3日の名古屋戦で右膝半月板を損傷。同14日に手術し、全治約6カ月と診断されていた。

 この日、中村はゲーム形式も含めて全メニューを順調に消化。「(部分合流は)1週間前くらいから。最初は確かめながらやっていたが、もう怖さはない」とし、「失った6カ月を取り戻すために毎日全力でやりたい」と前を向いた。

 また、「自分のチームの試合を外から見ている、そこに自分が立つことができない事実はつらかった」とリハビリ期間中を振り返りつつ、「復帰していたときの自分を思い描くというか、ネガティブになってもしょうがないという気持ちだった」と強調。そのうえで「もうケガは理由にできない。残り1カ月でコンディションを上げて、いつでも戦力になれる状態にしておくことが監督への自分ができるアピールになる」と残り5試合に向けて意気込んだ。

 チームの次戦は11月3日のホーム清水戦となる。同試合では「NO PLANET, NO TOKYO」を開催。社会や地域の課題解決のためにクラブとして社会連携活動を推進するだけでなく、様々な活動に取り組んでいる企業や団体を知ることを通じ、多くの人に安心で平和な地球環境の維持に関心を持ってもらおうという主旨で企画された。

 当日は来場者先着2万名にFC東京のチームカラーの青と赤、地球を覆う海のイメージを取り入れてデザインされた特製Tシャツがプレゼントされる。

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2021年10月27日のニュース