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浦和リカルド監督、神戸と上位対決へ、大迫、武藤、イニエスタ警戒も「どこと対戦しても勝てる確信ある」

[ 2021年10月1日 12:45 ]

浦和・ロドリゲス監督
Photo By スポニチ

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)が1日、勝ち点54で並ぶ4位神戸との上位対決(2日、ノエスタ)に向けたオンライン取材に応じた。「次の試合は(3位争いの)直接対決。(神戸は)大迫、武藤、イニエスタのコンビネーションで相乗効果が出ている。この3人に気を付けながらプレーしたい。今はどこと対戦しても、良いパフォーマンスを見せれば必ず勝てる確信を持っている」と力強く話した。

 チームの進化には手応えがある。今夏加入の新戦力も順応し、現在公式戦は10戦無敗、リーグ戦も4度目の3連勝中だ。選手個々の戦術理解も進み、前線からのプレス、守備も安定感が増している。前節9月25日のFC東京戦では今季初めて先制された試合に逆転勝ちし、精神面も成長。年間無失点試合は既に16試合を数え、14年を超すクラブ記録に王手を懸けている。

 指揮官は「ゲームの中で状況を読み、スペースを見つけてプレーすることができている。赤ちゃんが産まれた時も8~9カ月で歩けるようになるのと同じでチームの成長は嬉しいこと。ただ成長に終わりはない。例えばバリエーションを増やすなど、さらなる成長を促していきたい」と表現した。

 今季、神戸との対戦は4度目、ここまで2勝1分けと相性もいい。「モチベーションの高さ、チームの一体感を感じている。順位を考え過ぎず、1試合ずつパフォーマンスを発揮することに集中したい。アウェーの試合ではパーフェクトなゲームを見せないといけない」と話した。

 また緊急事態宣言が解除され、入場者数の上限が1万人まで緩和されるルヴァン杯準決勝第1戦のC大阪(6日、埼スタ)にも言及。「ポジティブに捉えています。ただコロナ禍で浦和でもっとも良い部分の1つ、満員の埼スタをまだ見ていない。これから(入場者数が)さらに増えていくことを願っています。そこでファン、サポーターにいいゲームをお届けしたい」。

 就任1年目の指揮官は真っ赤に染まる埼スタの光景を脳裏に描きながら、まずは目の前の1戦1戦で勝利を重ねていく。

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2021年10月1日のニュース