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バルセロナ 欧州CL初の連敗発進 進退問題渦中の指揮官苦境に ベンフィカに完敗

[ 2021年10月1日 05:30 ]

欧州チャンピオンズリーグ1次リーグE組第2戦   バルセロナ0―3ベンフィカ ( 2021年9月29日 )

バルセロナのクーマン監督(AP)
Photo By AP

 E組のバルセロナは29日、ベンフィカに0―3で完敗し、クラブ史上初の開幕2連敗を喫した。F組のマンチェスターUはFWクリスティアーノ・ロナウド(36)の決勝点でビリャレアルに2―1で逆転勝ち。H組の昨季王者チェルシーはユベントスに0―1で敗れた。

 バルセロナがまた屈辱にまみれた。14日のBミュンヘン戦と同じ0―3でベンフィカに完敗。過去3勝3分け1敗だった相手に60年ぶりに敗れた。進退問題で渦中のクーマン監督は「スコアは内容を反映していない」と訴えたが、結果は動かせない。開始3分で先制を許すと、決定力を欠いた攻撃陣はシュート8本を放ちながら枠内はゼロ。終盤に守備が乱れて突き放された。

 試合前にはスペインリーグが各チームの年俸総額を制限するサラリーキャップの限度額を公表。バルセロナはリーグ7位の9700万ユーロ(約126億円)にとどまった。昨季から約370億円の大幅減で、メッシ放出に追い込まれた台所事情が判明。7億3900万ユーロ(約960億円)で首位のRマドリードに水をあけられ、冬の移籍市場で即効性がある大型補強も見込めない苦境に追い込まれた。

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2021年10月1日のニュース