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C大阪 復帰初戦の進藤亮佑が決勝弾「4バックの右は初めてだった」 チームは公式戦4試合ぶりの白星

[ 2021年9月22日 21:32 ]

明治安田生命J1第32節   C大阪1ー0広島 ( 2021年9月22日    エディオンスタジアム広島 )

 広島―C大阪 後半、ゴールを決めるC大阪・進藤(奥)=Eスタ
Photo By 共同

 戦列復帰を果たしたC大阪のDF進藤亮佑(25)が、持ち味の攻撃力を発揮してヒーローになった。

 直近のリーグ浦和戦から先発5人が変更となり、6月に右足関節後方インピンジメント症候群の手術をした進藤は4月18日の浦和戦以来となる先発出場。右サイドバックに入ると、迎えた後半10分だった。攻撃参加をしてペナルティーエリア内に入り込むと、MF坂元の落としたボールに対して左足を振り抜く。強烈な一撃がゴール左に突き刺さった。

 「長い間、試合に出ていなくて気持ちは強かったけど、今まで通りの気持ちで臨むことを意識していた。4バックの右は正直、初めてでしたけど、札幌の時は右のストッパーで似たような動きはしていた。そんなに戸惑うことはなかった」

 そう決勝点を振り返った進藤。C大阪にとって公式戦4試合ぶりとなる白星をもたらした背番号3に対して、小菊監督は賛辞の言葉を送った。

 「彼は普段から準備してくれていた。手術をしたり困難な時期もあったけど、ずっとポジティブにやってくれていた。技術も高くて、センターバック、右サイドバックと両方のポジションを高いレベルでやれるように期待しています」

 昨季まで所属した札幌時代には、DFながら神出鬼没な動きでゴールを奪い、日本代表にも招集された実力者。今後は、より存在感が増していきそうだ。

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2021年9月22日のニュース