×

レアルFWビニシウス 1年半ぶり本拠帰還のゴールパフォがネットで物議 スペイン紙「最もクレイジー」

[ 2021年9月13日 17:10 ]

スペイン1部第4節   Rマドリード5―2セルタ ( 2021年9月12日 )

<Rマドリード・セルタ>後半、勝ち越しゴールを決めたビニシウス(左)(AP)
Photo By AP

 スペイン1部レアル・マドリードが12日、セルタ戦にフランス代表FWベンゼマ(33)のハットトリックなどにより5―2と快勝。約1年半ぶりに帰ってきた本拠サンチャゴベルナベウでの“凱旋試合”を勝利で飾ったが、コロナ禍におけるブラジル代表FWビニシウス(21)のゴールパフォーマンスがスペインメディアを中心に物議を呼んだ。

 問題のシーンとなったのは2―2で迎えた後半9分。FWビニシウスがFWベンゼマのスルーパスからペナルティーエリア内左に侵入。冷静に右足でゴールネットを揺らすと、歓喜のビニシウスは勝ち越しゴールが決まり熱狂する観客の集まったスタンドにダイブ。ファンにもみくちゃにされた結果、一人では戻れない状況になり警官に引っ張り出されようやくピッチへ。主審からはイエローカードが提示され、試合が再開された。

 これに関しスペイン紙マルカ(電子版)は「ビニシウスの最もクレイジーなセレブレーション」と報道。「今季4点目を決めスタンドでお祝いするのが一番だと思ったが、ファンの高揚感に押されてピッチに戻ることができず。掴まれ、キスされ、抱きしめられ…警察によってスタンドから救出されなければならなかった」と説明した。

 さらにコロナ禍における、このブラジル人の行動に対しネットでは「ビニシウスが感染してレアルが隔離されたら(彼が)どんなコメントを書くのか見てみたいものだ」「ルールを守らない人には涙を流します」「せっかくスタジアムに行けるようになったのに、また再び閉鎖されてしまう」「あなたのような無責任な人は、ブラジルなど行けばどこにでもいることが証明されてます」「バルセロナやユベントスは知らないが、マドリードのスタジアムでは、そう、彼はキングなのだ」「このお祝いが正しいとは言いませんが、私は彼の行動を理解しています」と様々な意見が飛び交い、注目を集めていた。

続きを表示

2021年9月13日のニュース