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アーセナル冨安 デビュー戦で存在感、右SB先発 右足ボレーで見せ場

[ 2021年9月13日 05:30 ]

プレミアリーグ   アーセナル1―0ノリッジ ( 2021年9月11日 )

<アーセナル・ノリッジ>移籍後初出場したアーセナルの冨安
Photo By 共同

 プレミアリーグの名門アーセナルに移籍した日本代表DF冨安健洋(22)が11日、ホームのノリッジ戦で先発デビューを果たした。フル出場した7日のW杯予選中国戦(ドーハ)から中3日。新天地合流も9日からと直前だったが、右サイドバックに入り、攻守に積極的なプレーを披露。0―0の前半45分にはゴール前で右足ボレーを放つ見せ場もつくった。

 同リーグのピッチに立つのは、リバプールの南野に次ぐ日本人10人目。先発デビューは12年8月の香川(マンチェスターU)、15年8月の岡崎(レスター)以来3人目だ。冨安はこの日、後半17分までプレー。「足がつっていた」と交代理由を明かしたアルテタ監督は、弱点だった右サイドの穴が埋まり「役割をよく理解してくれ、本当に素晴らしかった」と手放しに喜んだ。

 チームも後半21分にエースFWオバメヤンが決めた1点を守り切り、4戦目にして今季初勝利。最下位を脱出した。森保ジャパンの守備の要が、世界最高峰のリーグで上々の第一歩を踏んだ。

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2021年9月13日のニュース