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鳥栖3位再浮上 白崎移籍後初ゴール!DFエドゥアルド2戦連発の決勝FKで清水振り切った

[ 2021年9月12日 05:30 ]

明治安田生命J1第28節   鳥栖2―1清水 ( 2021年9月11日    駅スタ )

<鳥栖・清水>後半29分、FKで勝ち越しゴールを決めた鳥栖・エドゥアルドは仲間の元へ駆け出し大喜び=左は金監督(撮影・岡田 丈靖)
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 各地で6試合が行われた。鳥栖は清水を振り切って2連勝。ACL出場圏内の3位に浮上した。MF白崎凌兵(28)の移籍後初ゴールで先制。同点の後半29分にDFエドゥアルド(28)が勝ち越しゴールを決めた。

 頼れる主将・エドゥアルドの2戦連発の豪快なFK弾で鳥栖が2連勝を決めた。順位も3位に浮上し、目標のACL出場圏内に返り咲いた。

 後半13分、白崎が頭で移籍後初ゴール。「チームに最低限貢献できて良かった」。しかし、同20分に同点ゴールを許す。追いつかれる嫌な展開の中、同29分、ペナルティーエリア手前で得たフリーキックのチャンスをエドゥアルドが左足で直接ネットに突き刺した。「距離も遠かったけど責任を持って蹴って入って良かった」。ここまでリーグ戦全28戦にフル出場中。堅守を支える守備の要が2戦連続の豪快FK弾で貴重な勝ち越しゴールを決め、金明輝(キムミョンヒ)監督も「直接点を取れることは試合を大きく左右する」と称えた。

 対戦した清水には今夏まで鳥栖でプレーした松岡が先発フル出場。指揮官はユースから手塩にかけて育てあげてきた愛弟子との初対決に「感慨深いものはあった」と親心をみせ試合後は抱擁でねぎらった。松岡も「勝って恩返ししたかった」と恩師に敗れたことでさらなる成長を誓った。

 今季も残り10戦。クラブ初のACL出場をかけた熾烈(しれつ)な戦いへ、エドゥアルドは「簡単な試合はない。これから毎試合決勝戦の気持ちで」と強い決意をにじませた。

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