×

“無所属”で代表選出の長友 実戦2カ月半のブランクも問題なし「圧倒的な強さをみせつけたい」

[ 2021年8月30日 15:35 ]

<日本代表練習>ボール回しをする長友(右)=撮影・小海途 良幹
Photo By スポニチ

 W杯アジア最終予選に臨む日本代表DF長友佑都(34)が合宿初日の30日、オンラインで取材対応した。

 10年の南アフリカ大会からW杯3大会連続で全試合出場。特に運動量が求められるサイドバックながら、フィールドプレーヤーとして唯一のフル出場を果たしてきた。自身4度目となる最終予選に向け、経験豊富なベテランは「圧倒的な強さをみせつけたい。それだけの力のあるチームだと思っている。目標とするW杯16強の壁を破り、4強に行く目標を掲げているぶん、内容でも圧倒する結果をみせたい」と意気込んだ。

 前回16年のW杯アジア最終予選はホームでの初戦でUAE代表に1――2と逆転負けし、まさかの黒星スタートとなった。自身は負傷の影響で不在だったが「緊張感も2次予選とは違う。レベルも1段上がってくる。飲まれず、前から圧力をかけること。今、それができる力が日本にはある」。最終予選を経験していない若手も多いだけに「若手とベテランの融合は1番のポイント」と掲げた。

 昨季限りでフランス1部マルセイユを退団。現時点で次の所属先は決まっておらず、パーソナルコーチとともに調整を続けてきた。最後に試合出場したのは、日本代表として臨んだ6月11日のセルビア代表戦と約2カ月半のブランクはあるが「自分自身は心配していない」と万全を強調。コロナ禍で予想できないことも多いが「どんなことが起きても対応できる。何でも来い、という感じでいますね」と自信を口にした。

続きを表示

2021年8月30日のニュース