湘南GK谷　A代表選出御礼11戦ぶり零封「相手の攻撃の芽を早くつめた」

明治安田生命J1第27節最終日   湘南0ー0浦和 （ 2021年8月29日    レモンS ）

＜湘南・浦和＞後半、セットプレーからパンチングをする谷（右）＝撮影・西海健太郎
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　明治安田生命J1リーグは各地で5試合が行われ、湘南はホームで浦和と0―0で引き分け。GK谷晃生（20）が最後まで失点を許さず、初招集された日本代表に向けて弾みをつけた。一方の浦和は連勝が3で止まった。

　日本代表に初選出されたGK谷が湘南では5月9日の大分戦以来、11試合ぶりに無失点に抑えた。試合途中から急に雨が降る悪コンディション。ビッグセーブこそなかったが巧みにDF陣と連係し、シュート7本を放った浦和の攻撃を封じた。「相手の攻撃の芽を早くつめたし、前回カウンターでやられていたのでそこもできた」とチーム全体で守れたことを強調した。

　東京五輪では全6試合ゴールを守り、4強入りに貢献。その実績を引っ提げて日本代表にも選ばれた。気合が入るところだが、谷は「いつも通りにやるのがモットー。勝つためにやっているので、代表に入ったというのは関係ない」。A代表では川島、権田という経験豊富なベテランに挑むことになる。