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ノリノリ福岡 川崎Fに続き、昇格組の徳島も3発撃破 ホーム2連勝で9位浮上

[ 2021年8月30日 05:30 ]

明治安田生命J1第27節最終日   福岡3ー0徳島 ( 2021年8月29日    ベアスタ )

<福岡・徳島>29日が誕生日だった福岡・山岸はチームメイトから水をかけられ祝福される(撮影・中村 達也)
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 完勝だった。福岡が同じ昇格組の徳島に3発で完封勝利。前節、無敗の王者・川崎Fに今季初黒星を付けた衝撃の金星に続き、ホーム2連勝を飾り順位も9位に浮上した。

 勝利を導いたのは前線でチームをけん引する2人。久々のゴールだった。まずは後半8分、MF金森が0―0の均衡を破る先制弾。山岸が頭で落としたボールに素早く反応し右足で叩きこんだ。3月17日の鹿島戦以来、約5カ月ぶりの自身今季3点目。安どの表情を浮かべて「全然ゴールを決められてなくて結果が欲しかった。5年周期の歴史を終わらせるために残り11試合、決勝のつもりで戦っていきたい」と話した。前回の昇格時に、残留を果たせなかったメンバーの一人として責任感をにじませた。

 さらに後半42分、51分と立て続けに、途中出場のFWジョン・マリが2発。5月1日浦和戦以来のゴールで自身のカメルーン代表選出に花を添え、この日28歳の誕生日だったFW山岸への「プレゼント」と笑顔をみせた。

 お祝いゴールに山岸は「交代で入った選手が仕事をしてくれるのはチームとして強い」と助っ人を絶賛。「メンバーを代えて王者川崎に勝てたのは自信につながったし、負けていられないな、といいモチベーションになった」とチーム内競争を歓迎した。

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2021年8月30日のニュース