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韓国メディア落胆「消えた韓国サッカー界の未来」 出番なし続く李康仁&李昇祐に“危機感”あらわ

[ 2021年8月22日 20:25 ]

バレンシアの韓国代表MF李康仁(ロイター)

 韓国メディアの朝鮮日報は22日、スペイン1部バレンシアMF李康仁(イ・ガンイン=20)とベルギー1部シントトロイデンFW李昇祐(イ・スンウ=23)について「新シーズンで消えてしまった韓国サッカー界の未来」と報道。リーグ開幕後いまだ出場機会の得られていない2人の現状を嘆いた。

 李康仁が所属するバレンシアは21日、敵地でのグラナダ戦を1―1と引き分け開幕2連勝ならず。李康仁はU―24韓国代表として東京五輪に参加した影響もあり、チームには開幕後の17日から合流。しかし、21日のグラナダ戦ではベンチ入りメンバー登録枠に空きがあったにも関わらずベンチ外となった。

 この事態に同メディアは「東京五輪に参加した影響により怪我をしているわけでもないのにプレー出来なかった」と落胆。「現状ではシーズン前半戦の戦力外通告を受けるしかなく移籍先を探している状態」と報じた。

 一方、李昇祐はリーグ開幕後5試合を終え、いまだ出場機会なし。ここでも同メディアは「なんとチームが1勝1分け3敗の15位と深刻な状況なのに出番がない。通常連敗が続くと、雰囲気の変化のために、新しい顔を起用したりするものだ」と“驚いた様子”で選手の現状を伝えた。

 さらに「両者ともベンチの信頼を完全に失ったようだ。韓国サッカー界の未来を担う2人ともこのままの状況が続けば成長どころか“退化”してしまう可能性もある」と“危機感”をもって報じていた。

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