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浦和がエントリー手続不備事案の懲罰規定適用についてCASへ提訴

[ 2021年8月19日 17:45 ]

 浦和は19日、J1第18節の浦和―湘南戦(6月20日)でのエントリー手続不備事案にてJリーグの懲罰に対する不服申し立てが却下されたことを受け、クラブ内で検討した結果、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したことを発表した。

 浦和が不服申立したのは、エントリー手続不備事案を「出場資格の無い選手の公式試合への不正出場(未遂を含む)」として、本試合を「得点を3―0として試合を没収」するとしたJリーグの懲罰に対して。

 エントリー手続不備については浦和に責任があり、反省すると共に相応の処分については受け入れるとしながらも、本事案はJFA及びJリーグの各規則並びに2021明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦の試合実施要項で出場資格を認められている選手について、エントリー手続に不備があったもので「出場資格の無い選手の公式試合への不正出場(未遂を含む)」として懲罰を科すことは懲罰規程の適用に誤りがあるとし、CASへの提訴を決めた。

 浦和では「日本サッカーの水準向上及びサッカーの普及促進」など、Jリーグの理念を実現すべく、JFA及びJリーグと協力してクラブを運営していくものであり、この基本的な姿勢は過去も、現在も、将来も変わりません。JFA及びJリーグが自ら定めたルールを正しく理解して正しく運用することは、健全な日本サッカー界にとって必要なことであると考えます」などとしている。

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2021年8月19日のニュース