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G大阪・柳沢 うれしいプロ初得点が値千金弾 120分死闘制し、チームは4回戦進出

[ 2021年8月19日 05:30 ]

天皇杯3回戦   G大阪2-0松本 ( 2021年8月18日    パナスタ )

延長前半、先制ゴールを決め喜ぶG大阪・柳沢(26)
Photo By 共同

 苦しみながら4回戦進出を果たした。勝負を決めたのは、今夏J2水戸から完全移籍で加入したDF柳沢。0―0の延長前半5分、宇佐美のCKをファーサイドで合わせた。「プロ生活で惜しいシーンは何度もあったけど決めきれなかったので良かった」。J3岐阜と水戸でも得点なし。プロ3年目で手にした初得点は貴重な決勝点となり、冷静な口調で喜びをかみしめた。

 チームは真夏の15連戦まっただ中。直近のリーグ清水戦(13日)からはスタメン10人を入れ替えたが、柳沢だけは連続スタメンだった。松波監督は「4バックシステムを採用する中での選択だった」と意図を説明。すでに貴重な戦力となっているが、指揮官は「後ろからの攻撃参加もスムーズになっている。走力もある」と改めて高い評価を与えた。

 120分間の死闘を制して、ベスト16進出。6年ぶりの優勝へ向けて、また一つ歩みを進めた。

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