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C大阪が天皇杯8強入り リーグ戦苦しむ中でクルピ監督「選手たちが意地を見せてくれた」

[ 2021年8月18日 20:33 ]

天皇杯 4回戦   C大阪1-0鳥栖 ( 2021年8月18日    ヨドコウ )

前半、先制ゴールを決め、ガッツポーズするC大阪・加藤(手前)
Photo By 共同

 C大阪が天皇杯で4大会ぶりとなるベスト8進出を決めた。4回戦が行われ、鳥栖に1―0で勝利した。

 リーグ戦で11試合連続未勝利と苦しむ中、レヴィー・クルピ監督は従来の4バックではなく、5バック気味の布陣を選択。まずは守備の安定を図るために決断を下した。

 鳥栖にボールを握られる中、迎えた前半34分だった。中盤で元日本代表MF藤田が巧みなパスで元日本代表MF清武へとパスをつける。前を向いた司令塔が前線へスルーパスを送ると、抜け出したFW加藤が左足で先制点を奪った。

 この後も鳥栖が主導権を握るが、C大阪は粘り強い守備で対応。1点のリードを守りきり、1―0で勝利した。試合後、指揮官は選手たちを称えた。

 「日本においては簡単な試合は一戦たりともない。その中で、本当にタフなバトルが続いた。選手たちは、この流れの悪い状況で、勝利で流れを変えたいという意地を見せてくれた」

 クラブにとっては、初優勝を飾った第98回大会以来となる8強入りとなった。

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