浦和　MF武田のJ2琉球への育成型期限付き移籍を発表「FC琉球で成長してきたい」

浦和MFの武田英寿
Photo By スポニチ

　浦和は28日、MF武田英寿（19）がJ2琉球に育成型期限付き移籍すると正式発表した。期限は12月末まででこの間、浦和との公式戦には出場不可となる。

　青森山田高から加入2年目の今季は8戦に出場も、先発の座を掴みかけていた4月徳島戦で左足首を負傷する不運。以降は出場機会が減り、複数のクラブから獲得オファーを受けていた。新天地で出場機会を得てさらなる飛躍を目指す。

　クラブを通じ「このたび、FC琉球に期限付き移籍することとなりました。浦和レッズに加入してから新型コロナウィルスの影響で、満員の埼玉スタジアムでプレーすることができなかったことが、本当に残念です。1年半の期間、チームスタッフや、優しい先輩、ファン・サポーターのみなさんに支えられながらプレーすることができました。素晴らしい環境の中で、プロサッカー選手として様々なことを学ぶことができましたが、プレー面でまだまだ足らないと感じていました。埼スタのピッチで自分を表現できるようにしっかりとFC琉球で成長してきたいと思います。FC琉球で試合に出場し、チームの勝利に貢献するための結果を出してきます。そして、浦和レッズのエンブレムをつけて、満員の埼スタのピッチでゴールを決めて躍動する姿をみなさんに見せられるように、がんばってきます。熱く素晴らしいファン・サポーターのみなさんと一緒に、ゴールと勝利が喜べるのを楽しみにしています」とコメントした。