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U24日本 3戦全勝で1次L首位通過!久保の日本初五輪3戦連発などで強豪フランスに4―0完勝

[ 2021年7月28日 22:20 ]

東京五輪男子サッカー・1次リーグA組   日本4―0フランス ( 2021年7月28日    日産スタジアム )

<東京五輪・男子サッカー 日本・フランス>前半、先制ゴールを決め喜ぶ久保(撮影・小海途 良幹)
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 男子サッカーのU―24日本代表は28日、東京五輪1次リーグA組第3戦でU―24フランス代表と対戦。MF久保建英(20=Rマドリード)が五輪日本男子史上初の3戦連続ゴールを決めるなど4―0の完勝に貢献。参加12チーム唯一の3戦全勝での1次リーグ首位通過が決定。決勝トーナメント初戦(31日、カシマ)ではB組2位通過のU―24ニュージーランド代表と対戦することになった。

 日本は25日のメキシコ戦から先発メンバー3人を変更。左足首痛から復帰したDF冨安が今大会初のスタメン入り。MF遠藤、MF堂安、MF田中、DF中山、DF酒井ら累積イエローカード1枚をもらっている5人も“温存”せずスタメン起用された。

 試合は前半27分に日本が先制。FW上田の強烈なシュートを相手GKが弾き、そのこぼれ球をMF久保がペナルティーエリア内中央の混戦のなか左足ダイレクトシュート。ボールは相手DFに当たりながらもゴールへと吸い込まれ、五輪日本男子史上初の3試合連続得点が決まった。

 勢いに乗る日本は同34分に追加点。久保のスルーパスからエリア内に抜け出したFW上田がシュート。これも相手GKに防がれたが、こぼれ球を今度はDF酒井が猛ダッシュで詰め右足で押し込み今大会初ゴール。

 前半を2―0で折り返すと、後半頭から久保に代えMF三好を投入。すると三好が後半25分に追加点。左サイドでのパスワークからゴール前に流れてきたボールを、右サイドから中央へ走り込み左足ダイレクトシュート。鋭くコントロールされたボールがゴール左隅へと突き刺さり3点目。

 同28分には三好への後ろから悪質なチャージによりFWコロムアニが一発退場。数的有利となると、アディショナルタイムには途中出場のFW前田が左足でダメ押しの4点目。

 強豪フランス相手に4―0完勝。DF酒井は前半44分にイエローカードを受け累積2枚で次戦欠場となったが、前半のみで久保を交代させるなど主力の温存にも成功。3連勝で決勝トーナメントへ向け弾みをつけた。

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