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U24吉田麻也「自分たちの目標はもっと高いところにある」 1次L全勝首位突破も慢心なし

[ 2021年7月28日 22:40 ]

東京五輪男子サッカー・1次リーグA組   日本4―0フランス ( 2021年7月28日    日産スタジアム )

<日本・フランス>前半、フランスの選手とボールを競り合う冨安(中央右)、吉田(左から2人目)(撮影・小海途 良幹)
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 男子サッカーのU―24日本代表は28日、東京五輪1次リーグA組第3戦でU―24フランス代表と対戦し4―0で勝利。参加12チーム唯一の3戦全勝での1次リーグ首位通過が決定。決勝トーナメント初戦(31日、カシマ)ではB組2位通過のU―24ニュージーランド代表と対戦することになった。

 試合後、インタビューに答えた主将のDF吉田は「ほかの競技でもメダルを確実と言われた選手が予選敗退していたので気を緩めずに、自分たちはまだ何もつかみ取ってないんだぞと伝えた」と試合前に仲間に伝え、チームの気を引き締めて試合に臨んでいた。

 強豪相手に点差が離れても守備の集中を切らさず無失点に抑えた。「毎試合同じですけど、先制点を取られないように意識した。チームが先制点を取ることによって相手の戦意を失わせることができた」と胸を張った。

 「自分たちの目標はもっと高いところにある。予選突破するのは一つの大事なところでも、そこが目標じゃない。次に備えてしっかり準備している」と1次リーグ全勝での首位通過も慢心はない。

 決勝トーナメントでのニュージーランド戦へ「チームとしては引き続きいい形で試合を進めていく。アグレッシブに泥臭く戦うこと。大会を通じて成長していかないといけない。個人的には自分の仕事があるのはここから。チームをいい方向に引っ張って行けるようにしたい」と見据えた。

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2021年7月28日のニュース