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麻也 完封にも慢心なし、決勝Tへ「引き続き泥臭く。自分の仕事はこれから」

[ 2021年7月28日 23:42 ]

東京五輪男子サッカー・1次リーグA組   日本4―0フランス ( 2021年7月28日    日産スタジアム )

<日本・フランス>完封勝利に貢献した(手前から)吉田、冨安(撮影・小海途 良幹)
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 男子サッカーのU―24日本代表は28日、東京五輪1次リーグA組第3戦でU―24フランス代表と対戦。オーバーエージ(OA)枠で主将DF吉田麻也(32=サンプドリア)が、完封勝利に貢献するなど4―0で完勝した。参加12チーム唯一の3戦全勝での1次リーグ首位通過が決定。決勝トーナメント初戦(31日、カシマ)では、B組2位通過のU―24ニュージーランド代表と対戦する。

 完勝にも、吉田に慢心はなかった。フランス相手に4―0で勝利。1次リーグ全3試合にフル出場し、わずか1失点に抑えたが「他の競技でもメダル確実といわれている選手が、予選で敗退していたので“何も成し遂げていない”と行って臨んだ。引き続きアグレッシブに泥臭く戦うことが大事。自分の仕事はこれからだと思っている。チームを良い方向に引っ張っていけるように」と、表情を引き締め直した。

 ともに、日の丸を背負う他競技からも刺激を受けている。前日はソフトボール決勝で日本が宿敵の米国を2―0で下し、08年北京五輪に続く金メダルを獲得した。吉田は「ソフトボールの上野選手など、他の競技から刺激をもらっている。自分も負けていられない」と吉田は話す。頼れる主将が、勝負の決勝トーナメントでも大黒柱として日本を悲願の金メダルへと導く。

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2021年7月28日のニュース