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イングランド代表FWラッシュフォードがPK失敗を謝罪も、人種差別的な投稿には反論

[ 2021年7月13日 13:54 ]

PKを外し、思わず手で顔を覆うイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(AP)
Photo By AP

 イタリアとの欧州選手権決勝(11日)で敗戦につながるPK失敗を記録したイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(23=マンチェスターU)が12日、SNSで人種差別に屈しない思いをつづった。

 同じ黒人選手でミスをしたFWサンチョ、MFサカとともに人種差別的な投稿の標的になっていることに関し「自分が何者で、どこから来たのかということに関しては謝罪しない」と強調。PK失敗には「望んだものとは異なる結果になった。仲間やみんなを落ち込ませてしまった。申し訳ない」と記したが「強くなって戻ってくる」と誓った。

 差別投稿に関しては警察が捜査を始め、英紙タイムズは閣僚が投稿者の情報を提供するようSNS運営会社に要請する意向を示したと12日に報道。政府関係者は「差別的な発言をツイートしている人々に現実世界で制裁を与えたいと思う」と語ったという。

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2021年7月13日のニュース