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中沢佑二氏「これがサッカーでしょ」あのカズに生意気な口叩き 髪の毛つかまれ激怒されるも…まさかの結末

[ 2021年7月6日 07:29 ]

日本代表時代の中沢佑二氏(2010年撮影)
Photo By スポニチ

 元サッカー日本代表DFの中沢佑二氏(43)が、5日深夜放送のカンテレ「こやぶるSPORTS超」(月曜深夜0・25)に出演。日本サッカー界のキング・カズこと三浦知良(54)を、かつて激怒させたという“事件”を明かした。

 それは中沢氏が、ヴェルディ川崎と練習生契約を結んでいた際のこと。トップチームの紅白戦に参加できることになり、「憧れのカズさんと紅白戦でマッチアップできると、すごい気合いが入った」という。さらに、コーチから「きょうは社長が来ている。ここで日本のエースのカズを止めたら、練習生から昇格するぞ」とハッパを掛けられた中沢氏は「マジっすか!行ってきます」と、カズに厳しく密着マークを敢行した。

 だが、あくまで紅白戦。カズは次の試合に向けた調整のために7、8割の力にセーブしていた。「でも、俺は180パーセントぐらいで行っちゃって。温度差があったので、カズさんに途中で『ちょっとマーク厳しいだろ。ふざけんなよ』となって」怒鳴られた。

 それでも、中沢氏は引くどころか「カズさんがブラジル帰りと知っていたので、これがサッカーでしょ?」と“生意気”な口を叩いたことで爆発。「カズさんがブチ切れて、俺の髪の毛をつかんで『こっちはケガしてられねえんだよ』と。髪の毛をつかまれ、振り回されました」と、現場が騒然となる事態に発展したという。結局、謝罪もままならないまま、その際は終わった。

 驚いたのは、その後だった。カズが移籍後のある時、スタジアムでばったり遭遇。「50メートルぐらい先にカズさんがいて、おい、佑二。こっち来いよ」と呼ばれた。絶対に怒られるものだと勘違いしていたら、カズは「お前、プロになったんだね。よかったじゃんか」と肩を叩いて祝福。これには中沢氏もビックリしたようで、「僕は、ずっと怒られるものだと思っていて。あの時、謝らなかったよなって。でも、カズさんはそんなこと関係なく。器の大きさをすごく感激しました」と、冷や汗を流しながらも感謝していた。

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2021年7月6日のニュース