浅野拓磨　パルチザンとの契約解除を説明「給与の問題があり、悩んだが…」

＜日本代表練習＞シュート練習をする浅野（撮影・篠原岳夫）
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　給与未払いなどを理由にセルビア1部パルチザンを退団した日本代表FW浅野拓磨（26）が24日、オンラインで取材対応した。所属クラブが空欄の「無所属」での招集にも「こういう状況はなかなかないこと。周りに戸惑っている方がいるかもしれないが、僕自身はあまり気にしていない。次のキャリアに向けて今回は大事な活動になる」と語った。

　今月2日、自身のブログを通じてパルチザンとの契約解除を発表。度重なる給与の未払いなどを理由に挙げていたが、クラブ側はそれを否定。トラブルに発展しているが、浅野は「経緯は発表の通り給与の問題があり、悩んだがああいう形での解除となった」と説明した。発表時にはすでに帰国しており、2週間の隔離期間を経て自主練習を続けていたという。

　今季はリーグ戦33試合に出場。欧州1部リーグの日本人最多得点記録を更新する18得点をマークした。28日のW杯アジア2次予選ミャンマー戦（フクアリ）を皮切りに同予選3試合を含む計5試合に向け、浅野は「いつでもゴールの近くにいて、チームが大変な時にゴールを取れる。安心してもらえるのが理想とするストライカー。まだまだ結果は未熟だが、そうなれるように頑張って行きたい」と活躍を誓った。