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神戸・イニエスタ「選手としてのキャリアをここで最後まで続けていきたい」 新たに2年間の契約延長に合意

[ 2021年5月11日 14:11 ]

神戸の元スペイン代表MFイニエスタ
Photo By スポニチ

 神戸は11日、都内で記者会見を開き、この日に37歳の誕生日を迎えた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)との契約を更新したことを発表した。本人とともに出席した三木谷浩史会長が「(加入時から)3年間の契約ということだったけど、新たに2年間の契約延長に合意しました」と明かした。

 イニエスタは、アジアのナンバーワンクラブを目指すことを訴えて、自分をチームに招きいれてくれた三木谷会長に「この3年間、苦しい時期もあったが一緒に乗り越えてきた」と感謝。「これからまだ2年間、このプログラムに関わり続けられることにワクワクしています」と語った。また「自分の選手としてのキャリアをここで最後まで続けていきたい」と神戸で現役を終えることも宣言した。

 スペイン1部バルセロナで世界的名手として活躍したイニエスタは、18年夏に推定年俸32・5億円という破格の条件で神戸へと完全移籍した。19年途中からは主将に就任。20年1月にクラブ史上初のタイトルとなる天皇杯制覇に貢献するとともに、卓越したパスセンスで日本のサッカーファンを魅了してきた。

 昨年12月に右太腿を手術し、今年5月1日の広島戦で142日ぶりに戦列復帰。現在は公式戦に3試合連続で出場している。徐々にコンディションを上げている背番号8を、来季もJリーグのピッチで見られることになった。

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2021年5月11日のニュース