G大阪・宮本監督　2日の「大阪ダービー」でウェリントン・シルバのベンチ入り示唆

C大阪とのダービーに向けて気合の入った表情を見せるG大阪・宮本監督（C）GAMBA　OSAKA
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　あす2日に行われるC大阪とのダービーで、新加入MFウェリントン・シルバ（28）がベンチ入りする可能性が出てきた。1日に吹田市内で最終調整を終えたG大阪・宮本恒靖監督（44）は「練習はできている。もう少し考えて、起用するかベンチに入れるかを考えたい」と示唆。4月25日に合流したばかりだが「ドリブルやエリア内でのアイデアは今までのチームにはない」と“起爆剤”として期待が掛かりそうだ。

　チームはリーグ7試合1得点。深刻な得点力不足に苦しんでいるが、前節・名古屋戦からは中9日の間隔が空き、様々なシステムやメンバーの組み合わせを試して攻撃の構築を図った模様だ。思い返されるのは19年シーズン。7試合勝ち星がない中で迎えた大阪ダービー（5月18日）で、それまでの4バックから3バックに変更。さらにDF高尾瑠やMF高宇洋（現J2新潟）、MF高江麗央（現J2町田）ら若手を抜擢して1―0の勝利につなげ、チームは息を吹き返した。今回のダービーでも“秘策”を用意している可能性は十分にありそうだ。

　GK東口順昭も主将DF三浦弦太も「覚悟を持つことが大事」というフレーズを使用。宿敵を打ちのめし、5月反攻のノロシを上げる。