×

川崎F GK鄭成龍「自分の中でもアップグレードしたい」

[ 2021年5月1日 14:46 ]

 川崎Fの元韓国代表GK鄭成龍(36)が、ライバルGKたちのプレーを手本にさらなるレベルアップを図っていることを明かした。

 1日にオンライン対応。4―0で大勝した4月29日の名古屋との天王山・第1戦では、正確なキックから得点に繋げるシーンも見られたが、そのキックに関し「自分の中でもアップグレードしたい、向上していきたいところ」と課題として取り組んでいることを強調。その上で自ら浦和のGK西川周作(34)の名前を挙げ「西川選手はキックが良いので、最近映像でも見たんですが、自分でもチャレンジしたいなと思って。チャレンジ精神を持ってやっています」と明かした。

 鄭成龍は韓国代表の守護神として10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会と2度のW杯に出場。Jリーグでも昨年にベストイレブンに選出されるなど、輝かしいキャリアを誇っている。それでも向上心は薄れるどころかさらに高まっている様子で、今も「西川選手もそうですけど、選手はそれぞれストロングポイントが違うと思う。だから映像などで各選手の特徴を見ながら、自分の足りないところを勉強している」という。

 3月に第2第3腰椎横突起骨折。全治4週間という診断を受けながら、早期復帰を果たした川崎Fの絶対的な守護神。4―0で勝った名古屋との第1戦を「勝ち点3以上の価値があったと思う」と振り返りながらも、4日の第2戦へ向け「4―0で勝ったということはとりあえず置いておいて、次の試合に向け準備しなければいけない」と気を引き締め直していた。

続きを表示

2021年5月1日のニュース