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C大阪・大久保 “主夫Jリーガー”としての日々「笑いながら寝る。1人より楽しい」

[ 2021年4月28日 12:54 ]

C大阪・大久保(C)CEREZO OSAKA
Photo By 提供写真

 C大阪の元日本代表FW大久保嘉人(38)が“主夫Jリーガー”としての一端を明かした。

 5月2日のG大阪戦(ヤンマー)を前に、28日の練習後にオンラインで取材対応。C大阪の選手として久しぶりに迎える大阪ダービーに向けて「非常に楽しみ。得点を取ってチームに勢いをつけたい気持ちが一番強い」と熱く語った。

 取材では、今年3月から大阪で始めた三男・橙利くんとの共同生活にも言及。この春に小学4年になった息子との2人暮らしをスタートさせてから、1カ月あまりが過ぎた。

 「意外と大変だなと。どうにかなるかなと感じていたけど、学校が始まって、この緊急事態宣言でイレギュラーになって。こうなった時“凄く大変だな”と感じましたね」

 家事全般はもちろん父親の担当。朝は決まって午前7時に起床し、朝ご飯作りからスタートする。同7時15分に橙利くんを起こし、朝ご飯を食べさせてから学校へと送り出す。C大阪での練習を終えた後は、スーパーへ行って晩ご飯の買い出し。「今日の夜は何にしようかなと。パッと思いついたものを買いに行きます」。大変なことも多いが、それ以上に楽しさを感じ、充実した日々を過ごしている。

 「子どもの新しい発見や、成長したところが見られたり。“こういうことができるようなったんだ”とか。そういうのを発見できた時は“良かったな”と思える。寝る前もいろいろ、話をして。しょうもない話ですけど。笑いながら寝る。1人より楽しい」

 15年ぶりにC大阪へ復帰し、ここまで11試合出場5得点。最近6試合は無得点が続いているが「取れる時は取れる。取れない時は取れない。全然心配していない」と意に介さない。古巣への恩返しを誓うストライカーは、息子のためにもピッチで戦い続ける。

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