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清水 また浦和に勝てず 13年の勝利から14戦白星なし

[ 2021年4月7日 22:18 ]

明治安田生命J1第8節   清水0―2浦和 ( 2021年4月7日    アイスタ )

<清水・浦和>前半、清水・ロティーナ監督(撮影・西尾 大助)
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 清水はホームで浦和に0―2で敗れ、今季初の連敗を喫した。13年以来勝利のない難敵相手をシュート2本に抑えるも、左CKから浦和DF岩波に先制点を献上。試合終了直前にはFW杉本に追加点を奪われた。

 またもホームでサポーターに勝利を届けられなかった。これで浦和戦は1―0で勝利した13年以来14試合で勝利なし。ロティーナ監督は「痛かったのはCKから失点したこと。後半は修正して相手陣内でチャンスをつくったが決め切れなかった」と課題となっているセットプレーから今季5失点目。アイスタに集った5548人のサポーターから再びため息が漏れた。

 前半40分、浦和DF山中の左CKからペナルティーエリア中央で岩波に合わされ、先制を許す。後半45分には、途中出場の杉本に追加点を決められた。前節4日のホーム徳島戦は今季最多の3失点で完敗。U―24日本代表DF原は「(徳島戦は)プレスにいく、いかないの部分が曖昧だった。そこはもっと整備しなければいけない」と中2日で改善に取り組み、浦和のシュートをわずか2本に押さえ込んだ。課題改善の兆しは見えたが、2試合連続の複数失点で今季初の連敗を喫した。

 次節の相手・神戸は、今季5得点と好調を維持する日本代表FW古橋ら強力な攻撃陣を擁する。再び過密日程となる中3日の期間で、守備改善が急がれる。(畑 大地)

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2021年4月7日のニュース