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なでしこ岩渕真奈 “監督超え”節目の30発目へ「頼ってもらえる結果を出したい」

[ 2021年4月7日 14:06 ]

日本代表・岩渕真奈
Photo By スポニチ

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のFW岩渕真奈(28=アストンビラ)が、“監督超え”の一発で1年ぶりの国際マッチを飾る。チームは7日、あす8日の親善試合パラグアイ代表戦(ユアスタ)に向けて宮城県内で最終調整。練習前にオンラインで取材対応したエースは「チームを引っ張るだけではなく、頼ってもらえる結果を出したい」と、虎視眈々(たんたん)とゴールを見据えた。

 2010年の東アジア女子選手権で、当時16歳ながらなでしこジャパン初選出。同大会でのチャイニーズタイペイ戦(国立)で挙げた初ゴールから国際Aマッチ通算得点は現在、高倉麻子監督(52)に並ぶ歴代8位タイの29得点まで積み上げてきた。チームにとっても昨年3月のシービリーブス杯(米国)以来となる国際マッチであり、岩渕は「ピッチの上で出す。内容、結果ともに」と、指揮官超えとなる節目の30発目で勢いづける。

 これまで、日本の精神的支柱として主将を務めてきたDF熊谷紗希(30=リヨン)は今回、新型コロナウイルス禍の影響で招集外となった。熊谷とともに11年W杯ドイツ大会優勝メンバーの岩渕は「今回、紗希がいない中でリーダーシップを取っていきたい。若い時から色々な経験をさせてもらっているので(自分が)やらないと」。なでしこのエースが、再出発の“号砲”を鳴らす。

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2021年4月7日のニュース