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ヘタフェ久保 今季初アシスト!7戦ぶり先発起用応えた 1部残留へ勝ち点「1」獲得貢献

[ 2021年3月22日 00:02 ]

エルチェ戦の後半、FWエナス・ウナル(左)の同点ゴールをアシストし、喜び合うヘタフェの久保建英(右)
Photo By 共同

 スペイン1部15位ヘタフェのU―24日本代表MF久保建英(19)が21日、本拠エルチェ戦で7試合ぶりに先発出場。リーグ第28節にして初アシストを記録するなど、1―1の勝ち点「1」獲得に貢献。1部残留を争う17位エルチェとの直接対決で見事に結果を残した。

 久保は4―2―3―1のトップ下で先発出場。2列目右サイドにはMFアレニャ、左サイドにはMFククレジャが入った。久保は前半からゴールへの気迫を見せると開始6分、ヘッドの折り返しをペナルティーエリア内で受け相手DFに倒されるもノーファウルの判定でPK獲得ならず。同23、26分と立て続けに積極的にドリブルを仕掛けるもゴールにはつながらず。前半途中にはアレニャとポジションチェンジし、右サイドに入ってプレーを続けた。

 セットプレーの流れから1点を失ったチームは後半4分、ボランチのMFマクシモビッチを下げてFWアンヘルを投入。MFアレニャがボランチに入り、4―4―2の布陣へ変更した。

 ボルダラス監督が積極的な采配を見せると同26分に待望の同点弾。右サイドでボールを受けた久保が相手DFとの1対1から縦に仕掛け、右足でグラウンダーのクロス。このボールが相手DF2人の股を抜けFWエナス・ウナルへとつながり、態勢を崩しながらも右足で強引に押し込みネットを揺らした。

 久保は後半32分に途中交代。試合は終盤PKのチャンスを得るも、FWアンヘルのシュートが相手GKにセーブされ失敗。1―1の引き分けで互いに勝ち点「1」を分け合った。

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