神戸FW古橋　“2度目の正直”狙う「チャンス作る…自分の強み出して決めきる」

神戸・古橋
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　19年11月以来のA代表選出となった神戸FW古橋亨梧（26）が“2度目の正直”を狙う。「2回目なので、ちょっと慣れるだろうし、自分の強みは出せると思う。チャンスを作る力は自分の強み。代表でもそれを出して、あとは決めきるだけです」。A代表初得点を見据え、そこに向けて弾みを付けるためにもあす20日の札幌戦に神経を研ぎ澄ませた。

　今季リーグ5試合1得点。2年連続2ケタ得点を奪っているストライカーは「もっとできると思うし、自分が決めていれば勝てた試合もあった。チームに迷惑を掛けている」と決して現状に満足していない。代表の話題も「嬉しいけど、まずは札幌戦に目を向けたい。頭の中は次の試合のことだけです」と素っ気ない。圧倒的なスピードは武器だが、もう一つ決定的な仕事をすることを自分自身に求めた。

　代表デビューとなった親善試合ベネズエラ戦後、A代表の森保監督からは攻守のハードワークを褒められつつ「最後のチャンスを決めきる部分などで課題はあった」と注文も付けられた。フィニッシュワークにより磨きが掛かれば代表定着も夢ではない。対札幌は19年9月26日に2得点。相性の良い相手にゴールを奪い、親善試合韓国戦、W杯アジア2次予選モンゴル戦出場へアピールする。