神戸・前川黛也の代表招集に父もビックリ　和也さん「大きなミスもあったけど…」

広島GK・前川和也（1994年5月撮影）
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　GK前川黛也（26＝神戸）が日本代表に初招集され、父・和也さん（52）も驚きの声を上げた。

　かつてドーハの悲劇も経験した元日本代表GKで、現在はFCバイエルンツネイシで総監督兼U―18監督を務める和也さん。本紙の電話取材に応じ、率直な思いを打ち明けた。

　「選出はビックリしました。チームでそこまで多くの試合には出ていないし、選ばれるとは思っていなかった。知人から携帯にLINEやメール、メッセンジャーなどで連絡が来て、初めて知りました」

　息子がGKを始めたのは中学3年から。高校時代もケガが多かったことから、多くの実戦経験を積んだのは大学以降だという。

　「大学に行ってから試合経験を多く積むようになって、プロになってからも、昨年あたりから経験を積むことができて成長できた感じですね。試合で大きなミスもあったけど、経験を積むことで、修正しながらここまで来た感じだと思います」

　最近では、息子に第2子となる長女が誕生した時に連絡を取り合ったという。最後に、本紙を通じてエールを送った。

　「支えてもらった方たちのおかげでここまで来られた。いろんなことを吸収してやるタイプだし、代表でも、いろんなものを吸収してほしい。選ばれたからには、期待にも応えられるよう頑張ってほしいですね」