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ビーレフェルト奥川、堂安に続いたダメ押し弾 ドイツ1号で代表初キャップへ万全

[ 2021年3月16日 05:30 ]

ドイツ1部   ビーレフェルト2-1レーバークーゼン ( 2021年3月14日 )

<レーバークーゼン・ビーレフェルト>後半、ゴールを決める奥川(左)=AP
Photo By AP

 今月末のAと五輪の両日本代表活動を前に、ドイツでサムライたちが14日、続々とゴールを決めた。ビーレフェルトはMF堂安律(22)とMF奥川雅也(24)がそろって得点し、降格圏脱出となる勝利に貢献した。ドイツは州ごとに新型コロナ対策が異なるため代表招集は不透明な部分もあるが、そろって猛アピールとなった。

 奥川が移籍後初ゴールでアピールした。レーバークーゼンを相手にゴールを決め、地元誌キッカーは最高が1で最低が6の採点で「3」の評価。同紙ビルトはチーム2位タイの「2」をつけた。

 堂安と今季初めてそろって先発出場し、輝いた。1―0で迎えた後半12分、カウンターから味方が左サイドを駆け上がり、倒れ込みながらパス。中央の奥川がボールを拾うと相手GKとの駆け引きを制して右足で貴重な追加点を決めた。

 「リーグ初ゴールはとてもうれしい。パスが少し(自分の)後ろになり決して簡単ではなかったし、右に(堂安)律がいるのも見えていたが、彼が“打て!”と言ってくれた」

 日本代表の昨年11月のオーストリア遠征では追加招集されたものの、当時所属していたザルツブルクで6人が新型コロナに感染したため、招集が見送られた経緯がある。今回も不透明な部分は多いが、好調を維持していることは間違いない。今度こそ代表で輝くための準備は万全だ。

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2021年3月16日のニュース