ビーレフェルト堂安、僚友・奥川と初アベック弾「重要な勝ち点3」奪い降格圏脱出

ドイツ1部   ビーレフェルト2－1レーバークーゼン （ 2021年3月14日 ）

＜レーバークーゼン・ビーレフェルト＞先制ゴールを決め、チームメートと喜ぶビーレフェルト・堂安（中央）＝AP
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　今月末のAと五輪の両日本代表活動を前に、ドイツでサムライたちが14日、続々とゴールを決めた。ビーレフェルトはMF堂安律（22）とMF奥川雅也（24）がそろって得点し、降格圏脱出となる勝利に貢献した。ドイツは州ごとに新型コロナ対策が異なるため代表招集は不透明な部分もあるが、そろって猛アピールとなった。

　堂安はボールがゴールネットを揺らしたのを確認すると、両手を広げて喜びを表現しつつ、チームメートの元へと駆け寄った。強豪レーバークーゼン相手の先制弾。今季4点目で、チームを一気に勢いづけた。

　前半17分、右サイドの味方にボールが渡るとペナルティーエリア内へと一気に加速。低い弾道のクロスに滑り込みながら左足を合わせた。「タフな試合だったが、ゴールできたし、チームが勝てたし、すごく重要な勝ち点3だと思う」。チームは降格圏脱出となる15位に浮上した。

　地元誌キッカーと地元紙ビルトは堂安を今週のベストイレブンに選出。最高が1で最低が6の採点では、堂安にキッカー、ビルトがともにチーム2位タイの「2」をつけた。

　日本代表が行った昨年11月のオーストリア遠征では新型コロナ禍によるクラブ事情で招集されず。今月末に予定される代表活動の招集は不透明だが、森保監督に猛アピールしたことは間違いない。