徳島　遠い…昇格初勝利　前半2分先制も同じ昇格組の福岡に逆転負け

明治安田生命J1第4節第1日   徳島1ー2福岡 （ 2021年3月13日    鳴門大塚 ）

　福岡に敗れ、肩を落とす徳島イレブン＝ポカリ
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　7年ぶり昇格を果たした徳島の初白星は、またしてもお預けとなった。前半2分にエースFW垣田のゴールで先制に成功したが後半に2点を奪われ、同じ昇格組の福岡に逆転負け。今季リーグ4試合中3試合で先制しているが勝ちきれず、甲本ヘッドコーチは「1点取った後に少しプレスや攻撃の手を緩めてしまった。畳みかけられれば…」とリード後の試合運びを悔やんだ。

　スタジアムが海近くにある影響か、6日の神戸戦同様の強風下での一戦。風下に立った後半は相手のハイプレスもあり、本来のビルドアップができず。またDFジエゴがハンドで与えた決勝PKは風に押し戻されたボールへの対処ミスが原因となった。相手の対策や自然現象をも上回るスタイルをつくり上げるのか、柔軟に対応していくのか。J1初勝利、残留へ向けて課題を突きつけられている。