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J2相模原 DeNAが経営参画 将来のJ1昇格へ追い風 望月代表「魅力的なパートナー」

[ 2021年2月26日 05:30 ]

DeNAがJ2相模原に経営参画。左から相模原の小西社長、望月会長、DeNAスポーツ事業本部長の對馬氏、スポーツ事業本部戦略部長の西谷氏(相模原提供)
Photo By 提供写真

 J2相模原は25日、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が経営に参画すると発表した。21年4月に相模原の株式19%取得とトップスポンサーとしての協賛を開始する。元日本代表MFの望月重良代表(47)は「経営基盤、ブランド力などクラブの成長を加速させてくれる魅力的なパートナーと確信している」と話した。

 相模原は早期のJ1ライセンス取得や新スタジアム設計計画の推進を目指しており、DeNA傘下のプロ野球のDeNA、プロバスケットボールBリーグの川崎で培ったノウハウを生かした観客増、地域への貢献拡大にも力を注ぐ。取締役2人の就任、社員数人の受け入れも予定している。

 08年に望月会長がゼロから設立した相模原は今季初めてJ2に昇格。今後のロードマップとして26年にJR相模原駅前に新スタジアムを、リニアが開通する27年にはJ1定着、30年代にACL制覇という道を描く。DeNA参画は夢の実現へ、強力な追い風となりそうだ。

 ≪Jリーグ界にはIT関連企業が続々と参入≫またJリーグ界にIT関連企業「参画」の風が吹いた。楽天(神戸)、メルカリ(鹿島)、ミクシィ(FC東京)、サイバーエージェント(J2町田)などは既に参入しており、これも時代の流れと言えそうだ。特に相模原市と隣接し、今季から同じJ2を舞台にしのぎを削る町田の藤田晋オーナーは、自身のSNSに「これは負けられないやつ」と投稿した。

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2021年2月26日のニュース